名古屋市からゴールデンさんに来ていただきました
数カ月前に預かっていたむぎちゃん
車の中でずーと吠えていたのはかなり落ち着いてきたようです
アドバイスさせて頂いたのは
1.車に乗ってすぐに吠えるなら⇒人間だけ外へ出る
吠えなければ⇒降ろして散歩に行く
2.車ですぐ近くの散歩できる公園などに行く、出来るだけ泣かずに到着できる距離
泣いてしまったら車から降りられる道を選ぶ
3.すぐ近くの公園でも着いた頃に泣いてしまったら⇒人だけ外へ
駐車場を使ってちょっとだけ車を動かして泣かなかったら⇒散歩
な感じで、大変な作業になるから遂行しないだろうと思いながらお伝えしていたのですが
少々やっていただいたようです・・・・凄いね ありがとうございます。
むぎちゃん、何かと人間を動かす事に長けている子なので
トイレの失敗もツールとして使っている感満載
その辺で失敗すれば人が片付けにくるだろと思っているような感じで失敗します
中々ややこしい子です
もう少し時間が掛かりますね
何せ愚図るのが強化されてきているので
まぁー思い通りにならないと愚図りますね
先ずご褒美を使っていて練習を終了すると⇒飛びつき噛みつきで愚図ってきます
散歩で家から出るとすぐに飛びついて噛みついてくる
ご褒美を使って少し歩けるのですが、ご褒美を終了すると⇒飛びつき、噛みつきがガンガンでます。
と言う事で、今日はクリッカーを使って終了の合図の理解をしてもらうレッスンにしました
そりゃ連続強化で強化子が出ていたのが、終わっちゃうわけだからイライラするわね
噛みつくことも強化力強そうだし・・・
さて
クリッカーを使ってマットに行ってフセる は出来る子なので
トレーニング時間を短くして・・・3試行くらいで「終わり」でセッション終了
思った通り、飛びついて噛みついてくれました・・・まぁまぁそうだよね・・・飼い主さんは大変で悩みますね
飛びついたらタイムアウトで飼い主さんに居なくなってもらうのですが
タイムアウトも出来る限り少なくしてあげたいので
はじめは試行ごとの休憩の時間を3秒くらいにして調整しながら進めて行きました
あれやこれやと段取りしていい感じで上手く行ってくれたので
後は家での練習でどう出るかですね
ところが散歩はすぐ実践ですし僕も見ていられないので不安はあるのですが・・・まず家と外で分けて考えてくるしね
取り敢えず苦肉の策として2人で行って何かあれば好かれている方の人間が立ち去る方向でお願いしてみました。
この場合はマットで伏せる の出来栄えはどうでもよくて、あくまで「終わり」の合図の理解を目指してます
その方が効率がいいですから、それはそれ これはこれ で練習です
こういう困ったはオビディエンスでどうのではないと思いますので(道具としては使えますが)
続きは再来週のレッスン後です。
僕たちの仕事は自分のやり方をただ押し付けるのはプロじゃないと思いますので
飼い主さんに出来るやり方で、
なおかつ飼い主さんと愛犬が無理なく生活できるように
最大限効果のあるプログラムを作って行かないといけないと思っています。
何も考えずにゆるゆるでやっているようですが(笑)
頑張って考えてますからね~