バグの虎太郎君、朝5時からご飯ちょうだいと吠えると言うことで、本日2回目の出張レッスンに行ってきました。
先日の1回目のレッスン終了後、少しずつ良くなって来ているそうで何よりです。
引き続き、無駄吠え対策レッスンと、耳掃除、爪切りも嫌がるので、嫌いなものを好きになるレッスン、
人間の赤ちゃんもみえるので、上手く共生できるように手順の説明をさせていただきました。
小太郎くん、ベッタリしてきてかわいい子でした。
中々、トイレのしつけで苦戦させられたちーちゃん、他の子は一回も教えなくても覚えてくたのですが、この子は、尿道の手術を何回も受けていて、長い間オムツをしていたんで仕方ないですね。最近は上手く行きだしたのでホッとしています。
さてさて、
皆さんが子犬、成犬を迎えて一番最初の困ったは、トイレのしつけだと思います。
人間の子供に教えるよりは、ずっと早くに覚えてくれますので、そんなに難しくはないのですが、ちょっとしたコツが要ります。ようはトイレでしてくれるような環境設定とトイレでしてくれた時にしっかりと強化してあげることです。要するにその子にとって価値のあるご褒美の提示です。人間だって、このトイレでしたら1,000円もらえるのに気づいたら並んででもする方が多いはずです。
間違っても失敗した時に怒ってしまうのだけは避けたいです。犬はまさか世の中にトイレなんて言うものがあることを理解できませんし、立小便しているおっさんを怒ったところで、別の場所でやるだけなのと同じで、鼬ごっこになってしまいます。
そのうち、この人がいる時はオシッコすると怒られるからヤバイぞ となるわけです。
人間が居るときは、ヤバイと言う学習をしてしまうと大変です。
飼い主さんもそんなことを教えたいわけではないのですが、
犬はこの人、トイレすると怒るよねと思ってしまう子が多いです。
どうやったら褒める機会が作れるか、これを考えて褒める機会を作っていくしかないです。
人が居るときには、絶対にオシッコをしてくれなかったダックスちゃん、当然、人が居ないときを見計らって失敗していました。ここに来てようやく成功率も上がってきました。ここまで一週間かかりました。
当然、アジリティでも服従訓練でも同じことです。
そもそも服従ってどういうこと?ですけど
オビ好きの方は、ゲーム感覚でやっていれば良いのですが、
ゲームなので当然、怒る、キレルは無しですよ。
そうでない場合は、教えると言うよりも、
犬が、こうしてれば怒られないよねと、怒られない行動を探してがんばっている感じですよね。
それで、信頼関係、基礎は服従訓練が大切と言うのはちょっと変です。
出張トレーニングなどで、トレーナーの車が来ると犬が萎縮すると言うことをよく聞きますが、
残念な状態ですね。
犬が上手く動いてくれないのは、反抗してるとか服従してないとかではなく
解んないから動きようがない、下手に動くと怒られるからゆっくり動く、様子を伺いながら動く、
とにかく解りやすく親切丁寧に教えてあげることです。
この過程が信頼関係の築きに大切だと思います。
明日はドラハでアジリティー競技会、一夜漬けで何とかならんかということで練習してきました。・・・何ともならん気がする・・・が 何とかしたいですね登り物。
最近はシーソーも一番低くして練習してたので、今日は正規の高さに近づけてやってみました。
ターゲットのキューは完全に崩れているので、明日は「マテ」のキューで行ってみることにします。その点はボーダコリーは楽ですね伏せる生き物ですから(笑)。何はともあれ明日はアルルンの1度デビューなので応援に徹するということで。
こちらは、お預かりのボーダーくん、郵便配達のバイクに対する反応はかなり良くなってきました。まだ少し時間が掛かるとは思いますが、私的には まぁまぁ いい感じだと思います。
ただ、暴走しているバイクには反応が強いので悩みどころです。馴化させようにも、そうそう暴走してるバイクとは出くわさないですしね。ちょっといいアイデアをださねば。
追いかけさせてあげる事が出来ないので厄介です。プレマックの原理のご褒美として提供できれば楽なんですけど、そうはいかないですから大変です。先ずは郵便バイクに集中します。
一昔前の犬のしつけは
先ずはアイコンタクトからというのが定説だったのですが、
現在は、目と目を合わせてコミュニケーションを取るのは、
人間と高度な霊長類だけ、とのことだそうで、
アイコンタクトも特別に教えない感じになってきている昨今のようです。
それはそうなんですよね、僕も人の目を見ながら話すのがメチャメチャ苦手だし、威圧感を感じているのでしょうね。
確かに僕たちでも、しっかり集中して聴いているふりをすることもあるし、
全く見ていなくても、聞き耳を立てていることもあるのですよね
確かに、そうなんですが・・・そうなんですが・・・
犬にとって飼い主さんの言っていることが分かりにくい事が、
飼い主さんに余り注意を向けない理由の一つだと思うので、
先ずは、意識をこちらに向けてもらう為のアイコンタクトは有った方が良いと思うのです。
意識をこちらに向けてもらってからの、こうして欲しいという指示を出したほうが断然聞いてくれる
っと思われます。
他人や他犬などに集中しすぎている時に、その集中を切ってあげるのにも役立ちますし。
勿論アイコンの練習のためにチェーンカラーでジャークするなんてことは、
有ってはならないことなんですが、さすがに、もう無いかな?
練習はプレマックの原理をあてはめやすいので簡単ですしね
アイコンタクトの合図は名前を使うと、合図としてはあやふやな感じになってしまうので、
やっぱり、こちらに意識を向けてねっという意味の特別な合図がいいですね。
ちなみに うちの子の合図は「見て」です。
何事も解りやすくシンプルにがいいですね。