今年お世話になった皆様ありがとうございました。
犬のしつけの世界に入って何年たつのか忘れてしまいましたが(笑)
飼い主さんと愛犬のペアの数だけかかわり方、生活の仕方があると思います。
しつけ教室をさせていただいていますので、
そこはこうでしょっと言いたい時もあるのですが、
あくまでも僕の犬ではないので飼い主さんと愛犬との生活スタイルを考えて
アドバイスさせていただくのがトレーナーの仕事だと感じた一年でした。
飼い主さんと愛犬双方が幸せに生活できるように折り合いが付けれればいいことで、
トレーナー側の思いはどうでもいい話ですね。
しつけ教室に関しては
来年は、力、刺激を使わずに早く確実に問題を解決して
上手く生活が出来るようにアドバイスしたいですね。
それでいて楽しい方がいいわけですから、
「問題をなおす」ではなくて「問題が自然になくなる」を目指したいです。
これが出来たら天才なんだけど・・・
「なおす」と考えるとどうしても力、刺激を正当化しちゃいますから、
それはもう僕のやりたいことではないので、転職することにになっちゃいますので。
しつけ教室にご参加いただいた飼い主様
今年一年 誠にありがとうございました。
アジリティーって
とくべつ俊足でもない限り、なかなか結果が出しずらいですね
遠隔したらいいんですけどね。
マテに苦しみ、制御不能にどうしたら、タイムが・・・と言う事もあったと思います。
悩んでしまいますが、小さな小さな階段を一段ずつ登って行くしかないのですね。
小さな階段をまたさらに小さくしなければ登れないときもありますが
登り始めると意外とサクサク登れるようになってきますから。
そこで先ずはこの階段を登ってくだされ
1、マットでフセ シェーピングでキュー付けまで
2、左右前のHPへはいれるように
3、床にフードをばらまいてあっても手にタッチ OKでフードとる
4、床におもちゃがあっても手にタッチ、OKでおもちゃ
5、終わり、OKの合図を生活の中で確実に付ける、出来ないマテをさせない
出来るマテをさせる。
6、タイムアウト(飼い主が部屋から出ていく)は俊敏に、犬にわかりやすく
ご褒美ってなに・・・その時に得られていないもの、欠けているものがご褒美になります
欲しいもの(ご褒美)は瞬間でかわっていきます。
飼い主の帰宅時に挨拶したくて興奮、これは飼い主さんに接触がご褒美になってます。
その時に手にチーズを持った瞬間に飼い主との接触はどうでもいい、チーズくれにかわります。
それはそれでいいんですね、僕たちでもそうですから。
床フード⇒アイコン⇒「いい子」⇒手からフード⇒アイコン⇒「いい子」⇒「OK」⇒床フード
矢印は時間差です。
床フードが人、犬、におい、外の世界に変わります。
フードをあげたらOKしても犬と遊ばなくなった?いいんです
OKの不思議・・・なんですが、
基本OKは許可なので何を得るかは犬に選択権があるんですね。
その一瞬一瞬でなにがご褒美になっているかを見極める事ができるようになりましょう。
簡単だから大丈夫です。
今年一年ありがとうのつもりが長くなりました・・・
2月か3月にセミナーやりたいのですが、競技会がどうでしょう
1、クリッカーと理屈 2、無誤弁別学習
行動分析の理窟は難しいことは出来ないので触り程度ですが、
それとですね、
アジで一番大事なのは楽しむことだと思いますので、
苦行にならないように適当に頑張りましょう。
ご自分と愛犬のペアにとっていい走りが出来れば十分だと思います。
それでは竹内熟の皆様
今年一年 お世話になり誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。