持ってきて・レトリーブは、
簡単に出来るようになる子もいますが、
『何か咥えてると追いかけてくれる』と学習した子に教えるのは結構大変。
確実に手に渡してくれる所まで学習させたい行動ですね。
持ってくるのだけど、直前できびすを返して走り去る、
手に渡さずに手前でポトッと落とす にならないように。
確実に手に渡すことが『ちょうだい』なんだと理解させれば、
独占欲、誤飲など様々な問題が未然に防げる。
何か咥えさせて追いかけてあげる鬼ごっこも、ご褒美として使えるようになる
追いかけるときは追いかけて、『ちょうだい』と言ったら手に渡してくれる。
こうなると結構強力なご褒美として機能します。
何より、何かを教える段階で、この人、オモロイわ!
この人の言ってることは、解りやすい、よく解る、
と 聞く耳を持ってくれるようになってもらう事が最大の目的。
何を教えていてもこの目的は同じだと思います。
これが、コミュニケーションか?
人間も、相手の言ってることがよく解らんと、だんだん話を聞かなくなる。
ようは、英語が出来ない人が英語で話しかけられてもじゃまくさいだけですね。
『日本だし!日本語で話せよ』と私は思う、外人が話しかけてきたらとりあえず逃げたい。
それはそうと、
手前でポロポロ落とすのも、強化スケジュールに乗っちゃうので修正が難しい。
手に渡すまでほっとく、ボールを拾い上げない、にすると 行動自体がなくなっちゃうし。
それで、また拾い上げて、『持ってきて』で投げてしまうから、
『近くで落しゃーいいんだ』の学習が定着する。
キッチリ教えるには、やっぱりクリッカーが適していると思う。
先ずは、シェーピングでしっかり咥えて保持する所まで持っていければシメシメだ。
オビの精密機械のような持来もいけると思う。
と言ったら怒られるよね。
しかしながら、なかなか自分では根気がない。
やる気スイッチ探し中。
この動画は、
スタート時点ではいい感じなのですが、
ちょっと、クリッカーとご褒美をもちかえたら、
まだまだ初心者犬、クリッカーの概念をよく理解してない状態なので、
何をすればいいかを考えずに、『ご褒美、そこにあるやん。はやくクレ』と言ってます。
動画を見てると時間がかかるように感じますが、
間違いなく速くて確実に覚えてもらえるはずです。
こちらはベテランの動画
やっぱソフちゃんはキレがいいですね。
運動神経ではファンちゃんは絶対に勝てない。
スタートは、おそらくコンセントの差込にタッチさせる、だと思う。
数年前なので憶えてない。
クリッカー無しでなんとな~くやってる動画。
簡単そうで結構むずいよ。
ソフトの動画で
クリッカーを使ってシェーピングしてますが、
ここまで、クリッカーの概念を理解させたら、
ヒントを出して行動を引き出してクリックすれば、一瞬で『これね!』
と学習してくれるので、何を教えるにしても速くなってくる。
メチャクチャ速いし確実。
とにかく、人間の酔狂につき合わせているので、
何かを覚えてもらうのは、ゲーム感覚で行きたい。
たとえ、競技でも、人間が緊張するのは勝手だが、
犬には、遊びのつもりで臨ませられるように出来たらいいと思う。
それでいて、トップクラスのパフォーマンスを出せるように!